The Lean Startup: The Million Copy Bestseller Driving Entrepreneurs to Success Paperback – October 6, 2011

本の状態は説明通りでした。配達日も予定通りに届きました。

I will use this lean startup method for my startup.

ITスタートアップ界隈では話題になったみたいだけど、「別に」by 沢尻エリカ な感じでございます。というのもこういう本が話題になるということはアドベンチャーやってたベンチャー企業が多かったことの裏返しでもあるし、大学などのアントレプランナーコースなどは「企業家」ではなくて「奇業家」でも養成してたのかな?という印象です。書かれている内容は革新的というよりは昔からある手法の応用になります。実際文中にも"The Lean Startup adapts there ideas to the context of entrepreneurship, processing that entrepreneurs ..."と書かれている通り、The Lean Startupの LeanはLean manufacturingとかLean productionの ムダが無いという意味のLean から来ていて「大企業(特にToyota自動車などの製造業)の部分最適で行っていた手法を小さい企業の全体最適に応用するためのアイデアが沢山載ってる本」という理解で良いと思います。具体的には、顧客に受け入れられる製品/サービスを仮説構築/検証のサイクルを敏速に繰り返し行い(原書ではsmall batch approachと言ってます)そして学習することによりコスト(お金、時間、労働力などのリソース)を無駄にかけないで実現していくための手法について書かれています。別の言い方をすると仮説/検証を繰り返し組織内で学習していくことで、ベンチャーをアドベンチャーにしないための方法論が書かれているとも言えると思います。もともとITスタートアップ界隈では話題になりましたが考え方自体は町のラーメン屋とか飲食店でも応用可能な事だと思います。むしろ非ITの人が読んだ方が得るものが多いかもしれません。というのも学習パターン的には改革型(double loop learning)より改善型(single loop learning)の方が相性が良いからです。例えば、WEB関連だったら育児共有サイトを考えてたけどやっぱペット共有サイトを立ち上げたなど会社の戦略により扱う商材が大きく変わることもあるかもしれないけど、逆にラーメン屋始めようとしてる人がカレー屋や寿司屋を始めるということはあまりなく改善型の考え方を応用するには適していると考えられるからです。日本語版も出てるようなので、興味のある方はサクッと読んで見ると良いと思います。読むのも面倒臭い人はネットに要約(英語だけど)も掲載されてるので参考にしてみてはと思います。

a little abstract but generally a good read and building a MVP with continuous testing

読むのが遅れて今更ですが、評判通り、為になる本でした。新商品、サービスを立ち上げる時は、調査に何年も掛けたり、機能を万全にしてからではダメ。お客様が使える最低限の商品（MVP）をさっさと世の中に出して、素早くフィードバックを得るのが大事。これで無駄な投資も抑えられ、何よりも素早く市場に参入出来る。世界的に成功した靴の通販ビジネスで、初めは在庫も注文サイトも持たずに、写真をアップして注文が来たら人力で対応する実験をしてから本格的に始めた、という例がわかりやすいかな。立ち上げ後の検証も大事。売り上げを見るのではなく、新しい機能を追加した時、どんなお客様がどんな反応をしたかで、新規顧客獲得と既存顧客を大事にするかの優先順位を変える、ターゲットを変えるなど、定期的に見直すのも必要。言われてみれば当たり前という内容と捉えられるかもですが、それこそが陥りやすい罠という事なのかなと思いました。ペーパーバック版ですが、文字も大きく（本のサイズも若干かさばるが）、英語も変にインテリっぽい表現も無く比較的読みやすかったです。当然知らない単語も出てきますが、それはそれで勉強になるかなと。

Gather a lot of great ideas on how to build successfully a startup.And explained in plain English... Simply great.

デザイン最高にいい。けど届いた時にちょっと粉っぽくて汚く見えた？

A lot of people have recommended this book to me over the years, probably because every company that I've created but one folded within the first three years. There are certainly some lessons in here for people to extract, but anyone who has worked in newer small businesses for more than a few years will already be familiar with many of the concepts. This book seems to be written for people who have always worked in top-down organisations where creativity is punished or stolen.