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G**I
目次
1. Astrology at the threshold2. How to use this book3. The four elements & the twelve signs4. The planets5. The planets in the signs6. The ascendant & the midheaven7. The houses - interpretative guidelines8. Understanding planetary aspects9. Guidelines to chart synthesis.3.では、・4つのエレメントの特徴と、エレメントごとのサインの特徴を簡単に解説。・エレメントと、HOT・COLD・DRY・WETとの対比には言及なし。4.では、・各天体の<ポジティブな表現>と<ネガティブな表現>をリストアップ。・天体×エレメントの意味を簡単に解説(たとえば、太陽が火のサインにあるとき、地のサインにあるとき、風のサインにあるとき・・・)。・Isabel Hickey「Astrology, A cosmic science」に準じている感じ。 和書なら「あなたのための占星術」にも同様の分類がある。・HOT・COLD・DRY・WETの視点での天体の解説は、なし。5.では、・天体×サインの解釈のガイドラインを簡単に解説(たとえば、太陽が牡羊座、太陽が牡牛座・・・)7. では、・ハウスをangular, succedent, cadent に分類し、それぞれを簡単に解説。・水のハウス、地のハウス、火のハウス、風のハウスに分類し、それぞれを解説。・天体×ハウスの解釈のガイドラインを簡単に解説(たとえば、太陽が1室、)全体を通して、天王星、海王星、冥王星についてはあまり詳しい説明なし。
A**ー
読みやすくて奥が深い本
Stephen Arroyo の著作はどれもとても読みやすく、占星術を学ぶのに最適なテキストのひとつだと断言できる。特に本書は HANDBOOK と題されている通り、チャートを実際に解読する方法と手順にフォーカスした内容であるために、その長所は最大限に生かされていると言えるだろう。記述に使われるキーワードや表現は非常に明確でありながら、同時に豊かな象徴性を兼ね備えている。読者の関心やアプローチに応じて、さまざまな側面や次元を垣間見せてくれるダイナミックなテキストである。個人的には、特にハウスの説明はシンプルながら秀逸だと思った。私は占星術の専門化ではないので、占星術研究家としての Arroyo 氏を評価することなど出来ようはずもない。しかし、この著者が本当に優れた書き手であるということは一目瞭然だ。私のようなビギナーには、特にお勧めできる一冊である (尚、本書では transits や progressions は扱われていないのでご注意を)。