Deliver to SINGAPORE
IFor best experience Get the App
Full description not available
中**男
未だ評価するなどと烏滸がましいことは?
一見、読み解くところまでは行っていません。佛像研究会の企画であちらこちらの佛像を拝観して、その結果金子先生のご意見に賛同するところが多く、ゆっくりの読み解くつもりです。
く**記
仏像は文字には拠らない「お経」であると整理してしまうと
個人的に白鳳時代の仏像が好きだったことで本書を手に取る機会を得た。 まず本書はかなり専門的な本である。僕が白鳳の仏像を好きな理由は単にその造形が好きなだけであるのに対して、本書はきちんと仏教そのものに踏み込んで行っている。仏教という哲学にも興味はあるのだが、仏教美術の細部は、もはやマニアックと言ってよい。これは著者がマニアックと言っているわけではない。仏教そのものがマニアックな物語に仕立て上げられてしまっているということである。 それだけの「細部」がなぜ必要になったのかを考えることは興味深い。本書にて紹介される数々の仏教の教えが、なぜかように細かく精緻なものである必要があり、かつ、それを仏像というビジュアルな形でまとめなくてはならなかったのかということだ。 そう考えていくと、仏像そのものが、一種の「お経」であることも見えてくる。かならずしも文字が読める方が多くない中で、仏教の教えを伝えるためには、ビジュアルに訴えるしかなかったのだろうということだ。仏像は文字には拠らない「お経」であると整理してしまうとある意味で腑に落ちるものも出てきたところだ。 本書を片手に奈良を巡る日が来ることを祈りつつ、読了したところである。
服**旦
期待以上の内容、満足している
内容、記述の構成ともに魅力的であった。非常に細かい、含蓄のある解説下あり、、期待以上、とても感銘を受けた。
P**R
じっくり読めば夢が広がる本です。
「古寺巡礼」など、いわゆる歴史紀行にみられる叙情的な記述はありません。実証的に細部まで解明しようとする本です。それだけに少々重い感じは否めませんが、仏教と仏像を通じて奈良時代を知るには、とても良い本だと思います。阿修羅像についても、新たに教えられることがいくつもありました。じっくり読み込んでいけば、面白さがじわじわと湧きだしてきます。この本に出ている仏像は何度も目にしているのですが、この本を読んで、今まで何を見ていたのか?!と、自省させられました。著者の他の仏像に関する研究や見解も、ぜひ読みたいものだと思います。奈良時代と、そこに生きた人々と、今に残る仏像に興味が有る方には、ぜひお薦めしたい本です。決して裏切られることはないと断言します。
TrustPilot
2 个月前
3天前